【新人】


 
 栗原が呼び出されて告白される。
1年間の中でそんな事自体は、新人が日々の日常に馴染んで来たり、転勤者が出る時期によくある事で、古株のメンバー達は慣れっこになってしまっていた。
「あれもその内、犠牲者かな?」
「まーた、だろ?」
誰かがくすくすと笑いを噛み殺しながら、戸口で話している栗原と今年入ったばかりの新人を眺める。
ここからは良く見ることも出来ないが、栗原よりデカイ図体をして、その身体を折り曲げるようにして一生懸命に喋っているであろう隊員に憐憫の視線を送る。

 栗原宏美と言う男が百里に来てからずいぶんな時が経つ。
最初にやってきた時には徹底的に嫌な奴だと思った。
男とは言え、割と線の細い華奢な感じの身体つきに、栗色の髪、気障ったらしいサングラスを部屋の中だと言うのに外そうともしなかった。
その上、アラート全体を蔑むような目で見回したと思うと、挨拶はそこそこにパイロットはただの運転手でナビこそが頭脳だと言い切り。俺の運転手になれるだけの技術を持っている奴がここに居るのか?と堂々と言い放った。
お陰でその後大乱闘になり、その場に居た全員が始末書を書かされるハメになったが、全員で掛かって行ったにも関わらず、一歩も引かなかった栗原に対してはそれなりに一目置かれる存在になった。
あいつには喧嘩を売らないほうが良いと、誰に言われる訳でもなく皆が認識した。
けれど、言われた事に対する憤懣は溜まる。
 そんな時、その場所にちょうど居なかったハズの神田鉄雄という男がその噂の栗原と空に上がったと聞いては色めき立たないわけが無い。
いつの間にか運ばれてきた失神したナビゲーターが医務室に行ってしまうと、残りのメンバーは空を見上げるハメになる。
大概のメンバーは思ったはずだ、これで少しは溜飲が下がると。
この神田鉄雄と言うパイロットも独特で、ノリは良いが、かといって誰ともつるまない。
いわゆる一匹狼タイプで。
挙句、これが一番の問題だったんだが、誰しも認める百里きっての技術は待っていたけれど、同時に『ナビ潰し』の異名を取る程、好き勝手にファントムを飛ばして後部座席のナビを再起不能にする名人でもあった。
そしてその結果、当然の如くパイロットよりナビに恐れられていた。
だから見守っていたメンバーの殆どは神田が栗原と言う男をやり込めてくれれば良いし、逆にナビの方は栗原が一矢報いてくれれば、それはそれで良かったのだ。

 それが、次の日にどうなったかと期待を胸に部屋を訪れてみると、険悪な空気など欠片も無く。
それどころか、神田と栗原は向かい合わせの状態でテーブルを挟んで、あーだ、こーだと話をしている。
それがまるで既知の友人のよう親密で。
何があったんだ?と訝しがる、他メンバーを完全に放って置いて、めっきり二人の世界を作り上げていた。
「今日は何メーター縮むかな。」
「さあ、神田の集中力と風の具合だな。」
「俺は正確に言われた通りに飛んだぜ。」
「今日も全く一緒に飛べるのか?」
「当然だろ。」
強気には強気で答える二人の会話を耳にしながら、二人が喋っている内容がファントムの事で、目標と決めた地点に着陸する為に何をどうするか、と言う説明を細かく神田に言い渡していると気付いて、黒山の人だかりが出来た。
普通、目的地にただ降りる事はあっても、地点を目標にしてメーター差違で降りる事なんて出来るはずが無い。
けれどもこの二人はそれをやったと言い、更にまだ縮める気でいるとあっさりと言い放った。
そして二人が言った通り、その記録は連日の訓練中に徐々に、けれど確実に縮まって行っているようだった。
成り行きを見守っていたメンバーも、これはこれで幸いな事と思い始めていた。
 今まで『ナビ潰し』が問題だった神田は、間違いなく栗原によって思う存分、もしくはボロボロになるまで訓練を組まされて飛ばされる結果。
一匹狼状態から、アラートに帰って来るとただの疲れ切った犬になり。
言動からも力が抜けていった。
要は思いっ切り飛べないフラストレーションを抱えたまま、他人に当り散らす事も出来ないので、押し黙っていたというのが真相らしい。
 栗原は栗原で嫌味な物言いは多々あれど、それを向けられるのが殆ど神田一人で、他のメンバーに実害が無いと分かってくるとそれなりに人の輪にも馴染んでいった。
その時にちょうど起こった事件が台風の最中、離島にいる怪我人の為に血液を運ぶと言うものだった。
神田と栗原は百里でもない場所で、その事件にぶち当たり。
そのまま、血液を運んでしまったのだ。
40メートル長さの校舎にナビ席の脱出カタパルトを使って飛び込むと言うやり方で。
それを見事に成功させた事で二人に対する評価は、組ませると『凄い事をやってのける』と一変した。
その事を後で聞いても、二人ともがたいした事じゃないようにさらりと流した事も原因だろう。
神田には栗原を、栗原には神田を。
それ以来、何かが起こった時の合言葉のように隊員達の間で言い交わされる事となった。

 更に神田が鬼の霍乱か何かで休んだその日(後日判明した病名は虫歯だった)。
その栗原が新人パイロットのナビとして、空に上がったのが始まりだった。
最初、パイロットを『ただの人形』とまで、言い切った男だと分かっている隊員はビビリきって上がっていったが、その降りてきた様はあからさまな程に違っていた。
当の隊員が言う事には、プラン通りに幾らか飛ばせられた後で、自由に飛んでみろと言われた挙句。
自分自身、乗り始めた頃からあって直らなくて困っていた癖を見抜かれ、気付かない内に栗原さんの指示通りに飛んでいたらそれをあっさりと直されたと言って感激している始末で。
 その状態が幾度か続いていくと、技術的に認めるメンバー達が増えて行く。
そして技術以外にも博識で。
案外、聞いた事に対しては真面目に答えてくれることが分かった為、上に聞きづらい事柄とか畑違いの内容などを聞きに行く輩が増えて行ったのだった。
そして誰もが百里一のコンピューターと読んでも憚らなくなった。
それでその頃はまだマシで、この栗原贔屓のシンパと呼ばれそうな一団が確立されたのは、たった一度の笑顔からだった。
普段、堅い奴が大笑いすると目を惹くように、キツさと嫌味な物言いが定番の男がふわりと微笑むと・・・それは絶大な効果を上げた。
いつも栗原の隣には神田が付いているので、無防備に笑う事は殆ど無いが、言われていた出来なかった事を出来るようになったと報告にでも行こうものなら、子供にするようにだけれども、褒めてくれるようになったらしい。
皆が栗原の存在に慣れるように、栗原自身も百里という場所に馴染んで行ったせいもあったかも知れない。
 しかし、その笑顔が密かに人気になるだけ、良からぬ行いを働こうとした奴等もいたようだったが・・・心配になってこっそりと付いて行った数人の隊員が栗原の武勇伝を興奮した口調で喋り捲ったせいで、治まったらしい。
しかし、本気の奴もいるらしく、そうゆう奴は見事に告白して玉砕しているらしかった。
けれど不思議な事に告白した事で振った本人が、それを迷惑がると言うことも無く、振られた奴に好意は好意としてしか受け取れないと言う態度で接するためか、栗原のお株が下がる事はなかったのだ。
だから、この出来事はあっという間に日常の中に組み込まれた。

 それに対して神田と言う男は、浮いた話が無い男だったのだ。
この時までは。
大体、この周りを見回せば殆ど男しかいない不健康な状況で、浮いた話が持ち上がる事の方が普通少ないのだけれど。
天変地異が起こったかと思ったと、その時誰もが言った。
呼び出されて相談を受けていた栗原の隣に、ひょこりと現れた小柄な隊員がいたのだ。
彼が神田を見つけるなり、纏わり付くように神田に話し掛けていった。
「神田二尉〜〜〜。」
「んあ?」
栗原がいない一時を利用して、机に突っ伏して眠る体制だった神田をその一言が覚醒させる。
「今、暇ですか?」
「ああ、三好か。何だ?」
「コレ、俺の田舎から送って来たんですけどいりますか?今配ってるんですよ。」
そういって彼が差し出したのは、『ホッケの一夜干し』。
そこまでだったら、普通にお土産品を配りに来た後輩って事で片が付いただろうが、それに興味を持った別の隊員が
「いー物貰ってんな神田。余ってんなら俺にも貰えるのか?」
と言った事で状況が変わった。
「これは神田二尉の為に避けといた分なんです。」
配りに来たと言った本人が、神田だけに届けに来た事が判明した所で、他の隊員達からの盛大なひやかしが始まった。
「モテモテだな〜神田〜。」
「百里一の綺麗どころ捕まえといて、次は可愛い系か〜?」
「うるせーや、貰えなかったからって僻むなよ〜だ。
 貰った分から分けても良いんだろ?三好?」
「それは・・・良いです。」
悪びれた風など一切無く、笑って神田が三好と呼ばれたその隊員の目を見るようにして首を傾げて確認をする。
その神田の仕草で頬を染めた三好を見て、神田以外の誰もが三好という隊員の気持ちに気付いたと言うのに当の神田本人が全く分かった様子を見せていなかった。
冷やかしをしていた当人達も軽く笑って流せなくなり・・・。
その場に居辛くなった三好は
「失礼しますっっ!!」
と断りを入れると脱兎の如く部屋から駆け出して行った。
この件があってから、神田と言う男はモテない訳では無く、単に鈍いだけだと言う結論が隊の中に行き渡っただけだった。

「本当にモテてるぞ、お前?」
「お前までなんだよ。」
二人して連るんで帰る道。
何という特別な用事がある訳でもなく、組んでいるんだからと当然と言う具合に、帰る場所が同じな事も隊が用意した寮なんだから当たり前と言う顔で。
「だって、今日だろ、昨日だろ、おとついだろ、好きでもなきゃ日参なんかしないだろ。
 大体、今日なんか、部屋出て行く時に三好君だっけ?彼に俺、睨まれたもん。」
「え!?」
「いっつも一緒だから羨ましいんじゃないか。」
至って気にした風も無く、それどころか口元に意地悪な笑みを刷かれた栗原に告げられて、流石に思案顔になる神田と言うのもめったに見れるものでなく。
「彼、人気凄いぞ。今年入った新人の中で一番の可愛い系だってさ。」
「何で、お前そんな事・・・。」
「この前の昼間の騒ぎがあってから、色々皆が耳に入れてくれる訳よ。」
さらりと告げられると、俯いていた顔までか、肩までが下がる始末で。
その様を見てしょうがないかと諦めた栗原が誰も気付かなかった事実を言ってやる。
「三好君が自分狙いだって、本当は気付いてただろ。」
そのチラリと伺うような、少し笑いを含んだような視線に曝されると、他の隊員のように誤魔化す気も無くなって本当のことを口にする。
「・・・勘違いだと良いな〜〜〜と思ってたんだけどな。何で俺な訳よ?」
「さぁ。『蓼食う虫も好き好き』って奴じゃないのか?」
「言うねぇ。しかし何でお前は、俺が気付いてるって思った訳?」
「だってなぁ、他の奴なら兎も角・・・お前ってば『野生の神田』な訳だし。
 普通の好意だったら、甘んじて受けてるだろうお前が、及び腰ってーのがなぁ。」
神田の自分でも気付いてなかった、自分の行動を栗原に見事指摘され。
異論も思い浮かばず、人もまばらになったアパートへの帰り道に、後は神田の脱力しきった溜息が長く、長く響いて消えて行くだけだった。

 さっきの話の余韻がどちらにも残っていたのか、アパートに帰り付いた途端、神田が栗原をドアの内側に押さえるようにして、唇を重ねた。
栗原も栗原で抵抗するどころか、神田の軽く肩を抱くように応え返してやる始末で・・・。
・・・長い時間一つになって居た影が、ゆっくりと二つに分かれる。 
「お帰り。」
「ただいま。」
額をこつんと触れ合わせたまま、囁くように喋る。
誰に知られるわけでなく、これが彼らの日常。
いつからこんな関係になったんだと問われれば、答えられるかもしれないが。いつからどちらからが好きになったんだ?と問われたら、はっきり答えられる自信は実はどちらにも無い始末で。
曖昧な癖に、やけに居心地の良いこの関係に浸りきって、今ではどちらが欠ける事も想像出来ない。

「しかし・・・どうする?」
食事も済んで、神田が座り込んだテーブルにお茶なんぞを運びつつ栗原が聞いてくる。
「どうするって?」
「三好君の事・・・。あの勢いでバレたら、数日後にゃ呼び出し喰らって告白されるぞ。」
「経験者は語るか?」
出された茶を受け取りながら、神田が思いついたように言葉を口にする。
呼び出された事をわざわざ神田に報告する訳も無いが、本人から多少は気になっているらしい事実を漏らされて、逆に笑いそうになる。
その表情の変化を悟られないように、栗原が神田から視線を外すとテレビのスイッチを入れた。
それ程真剣に見ることも無いけれど、延々と何かを語ってくれているテレビはこうゆう時には役に立つ。
光る画面に二人ともが視線を固定したまま、雑音のように流れていく音を聞きながら、神田は隣から聞こえて来る筈の声に耳を澄ませる。
「まぁそんなもんだけどな・・・。
 大体な神田、お前はどうやって答える気だ?」
「俺は・・・。」
そう言ったまま、神田が考え込んだ事を良い傾向だと思って、栗原は放って置く事にした。
神田の方は『別にバラしても構わない』と言いたい所だが、そう言ったら、栗原に睨めつけられる事が分かっているので、しばし考え込む。
基地内で、もしこんな関係が広まったら冷やかされる事より何より、「同性愛禁止」の隊内でどちらもがどう言う身の振り方になるのかが、分からない事が怖い。
大体、相手が栗原じゃなかったら、神田じゃなかったら、こんな関係には踏み込んでないときっぱりと答えるであろう事はあからさまで・・・、そうなると一番簡単な方法は一緒に居させない事と結論付けられても文句も言えない。
そう、結局は性的嗜好云々を問われるよりも、この相手と飛べ無くなる事の方が今の自分にとって一番怖い事実で・・・。
どちらもが声にせずとも、思っている事は一緒なので、その為には慎重にもなる。
そんな神田の考えを邪魔する事無く、栗原も神田が考えている間は黙っていた。
けれど、神田の性格を考えるともしかして・・・今直面している問題をどうするかをちゃんと考えているか?と言うと訝しさが拭えない。
結局、確認の為に聞いてみる事にした。
「例えばで良いから、考えて見ろ。神田が告白されました。
 俺の事も言わず、相手に付け込まれる事なく、上手く断りを入れられるかどうか。」
そう言われて、素直に神田が考える風に俯いているかと見守っていたら、そのままどんどん頭が下がっていき・・・、それをいぶかしんでる内に、ガバッと勢いよく起き上がってこられ。
案の定の答えが返って来た・・・。
「思いつか無いから、教えてっ!栗原先生。」
テーブルの向こう側で可愛く胸の前で手を組んで首を傾げられた。
言われた台詞にガクッと傾ぎながらも気を取り直す。
「気持ち悪いからヤメロ。」
神田がやっぱり?と心の中で思いながら、素直に次に来るであろう栗原の答えを待って、徐々に机に懐いた体勢になる。
そのまま、縋るように栗原の顔を見上げた。
「お前さんは元々、策を弄するとか、駆け引きとかには、徹底的に向かないタイプだからな。
 ・・・例えば、どう言うつもりだった?」
その神田の低くなった頭に指を突っ込んで撫でてやると、目を白黒させながら言う言葉を捜していたらしいが、ぎゅっと硬く目を閉じたと思うと。
「考えられないので、ごめんなさい。」
それだけを言って、伺うように栗原の顔を確認してくる。
その態度には似合わない、真剣な声に『ぶ・・・はーっ』と笑い出したい気持ちを必死で抑え込み、口元をひくつかせながら、違う事を考えて気を逸らそうとしていた栗原は、はたと・・・その方向で行く事にした。
所詮神田の事だから、上手く嘘が付けるとは思っていないし、変に突っ込まれてボロを出されても困る。ならば真っ向勝負で行くしかない。
その考えを神田にも告げると、それで良いのか?と、ご機嫌になった。
以前にどうしても某国の要人と会わなけりゃいけなくなり、その時栗原に、挨拶だけはきちんとしろと睨まれ、一言一句暗記のように覚えされた悪夢を思い出していたのだ。
逆に言えば、栗原はその時の神田の惨憺たる状況を覚えていたので、無理を言う気がなかったのだけれど。
「神田はそれだけで、押し切れ。それ以上の言葉は絶対、喋るな。」
栗原にそれだけ真剣な顔で告げられたら、いつもの習性か逆らう事を思い浮かべる事も皆無で。動かない体勢ではあるけれど、素直にうんうんと頷いてみせた。
そうしていたら、ふわりと漂ってきた煙草の香りを不思議がって、顔を上げた。
目の前には珍しく、勝手に神田の煙草を失敬した栗原が居て、こちらに向かってニヤリと笑ってみせる。
「それでもダメだったら、俺が出るか?」
流石に神田も栗原のその台詞には起き上がる。
そして、言わんで良い一言を言って苛められるのである。
「腹の底の方で実は、怒ってるとか?」
墓穴を掘った事実を神田が気付いた時には、既に遅く。
・・・栗原が指の関節を鳴らす音だけが、夜のしじまに響いていくのだった。
その後の神田の運命は、二人しか知らない。

 結局、神田のモテ騒動は一過性の花火のような勢いで幕を下ろした。
何かとまとわり付いてきていた新人の三好君は、いつの間にか神田だけでなく栗原にまで懐き、惚れた腫れたの騒ぎからは縁遠い状況になり、単に可愛い後輩で終わったようで、成り行きをワクワクと眺めていた隊員の期待をあっさりと裏切ってくれた。
その中には今年の新人の可愛い系を持って行かれなくて良かったと、密かに喜ぶ面々が居た事も諌めないが。
 その実、神田は栗原の読み通りに、それから数日もしない間に三好君から告白された事で栗原の読み深さに舌を巻いたが、言われていたままの言葉のみをひたすら繰り返し、難を逃れ。
栗原と言えば、その後、三好君本人に呼び出されて、詰め寄られた結果。
誰にも言う気の無い秘密を一つ増やした。
勿論、自分達の関係には全く答えと言う答えを与えずに。
「同性愛御法度」の自衛隊で、相手を見つけるのは難しいけれど、それが全く無理なわけじゃない事は我が身で体感する・・・気も無かったが、してしまった訳で。
今まで自分に告白してきた奴の中から、三好君が好みそうな奴を匂わすように仕向けてやった。
勝手と罵られ様と、要は二人が二人して安泰なら、それで良いのである。
三好君が今回学んだ一言は
「俺の男に手を出すな。」
噂の真偽は定かで無いものの、二人が出来ていようが、出来ていなかろうが、結局はこの言葉に尽きるとしみじみ思って。
自分も自分だけの相手を探そうと心密かに誓ったのだった。

< END >

 遅刻なんだかもう時期も分からない6月分?(汗)。
丸2ヶ月ぶりの駄文は、SSと既に言えない程長くなり・・・(苦)。初挑戦の3人称(大汗)。
途中停止しまくって辛かったです〜〜〜(涙)。無事終わってよかった(笑)。
これで一ヶ月分飛ばした事許してくれませんかね(はっきり言っていつもの倍以上長さありますんで)。
色気のあるシーン無くって申し訳ありません。なんか・・・書いたら書いたで大変な長さになりそうだったので、逃げました(笑)。あったほうが良かったですか?やっぱり?(謎)。
でも、ここまで長いと読み辛い・・・ですね(汗)。来月は止めようと思います(多分)。
2004.06.10

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